衝撃を受けたお話〜人生の先輩より〜

仕事柄、自分は様々な人とお話をする機会があります。

「土木業の方」や「本の印刷会社の方」、「主婦さん」や「学生」まで年齢層も幅広く、仕事も人生経験も多種多彩です。

その中で、衝撃を受けた方のお話を記載させて頂きたいと思います。

その方は日本でいわゆる超高齢者と呼ばれるくらいの年齢の方です。

もちろん若かりし頃は元気に過ごしていたそうなのですが、10代後半から30代前半までのおよそ10年間は病院生活だったそうです。

その原因が「結核」

当時は「不治の病」や「亡国病(国を滅ぼす病気)」とも恐れられていた病気だそうです。

そんなことはネットで検索すれば簡単に出てきますが、当時は手術か保存治療かという選択があったそうです。医師からは「手術をすると寿命が縮む」という説明があったそうで、ご本人様は保存治療を選択しました。

それもとても厳しい戦いだったようで、病院から家族に何回も電話がかかったそうです。

結局、幸いにも退院することができましたが、病気の影響で片方の肺はほとんど機能しなくなり、その頃から姿勢もかなり曲がってしまい、「苦労もたくさんしてきた」と話されていました。

20代の10年間・・・。

その方は、「一番キラキラしていた時間を個室のベッドでずっと過ごしてしまった」と話されています。

そうですよね。自分も今は27歳ですが、20歳から今までの7年間でも本当にたくさんの身の回りに変化があり、書ききれないくらい色んな経験をしてきました。皆さんも振り返ってみてください。まだ20歳になっていない方でも、想像してみてください・・・。

その貴重な時間が「何もない病室」で一人。目を開けたら天井・周りはカーテン。暇つぶし道具があったとしても、10年もそんな環境で生活するなんて、考えただけでもゾッとします。自分は1ヶ月でも精神的に病みました。単純計算でも120倍・・・。

今回も不幸なことに病気になってしまい入院されているのですが、

「私はここまで何だかんだで生かして頂いた。」

「でも、孫の顔がみたいからリハビリも頑張るね。」・・・と。

一度どころか、何度も生死を彷徨うような経験をしてきた方が、今でも前向きにリハビリを頑張っています。

自分はその方が「生かして頂いた。」と言ったことに衝撃を受けました。あくまでも自分が主体ではないんです。

もちろん病気と戦い、生きるためにその方は必死だったと思います。ただ、それでも、その病気に勝って、その人生に感謝しているんです。

そんな経験をしてきた人も、怪我や病気を知らない人も同じように生きています。

人生は公平ではないこと痛感しますが、自分はその人の経験を聞いたことで、言葉では表現しにくい、自分の何かが変わったような気がします。

自分はきっとこの方から、このお話を聞いて、「生きることについて」改めて考えるチャンスを貰えたのではないかと思います。

この方がそんな辛い経験をしながらも、頑張って生きてくださったおかげで、今の自分がどれほど幸せかを感じることができました。

自分の経験していないこんな貴重なお話を聞けたこと、そんな方との時間を共有出来たことにとても感謝しています。

こんな素敵な話を、「一人で胸にしまっておくのはもったいない」と思い、自分の拙い文章になってしまいましたが、自分なりに記載させて頂きました。

読んでくださった人の中には、もっと辛い経験をしているかもしれません。でも、その辛い経験が、「他の人の力になることもある」ということを知って頂きたいです。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

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