妻へのプロポーズ予告編 〜出会ってから同棲するまで〜

妻との出会いについては箸休めで記載したので、お時間があれば読んで頂けると嬉しいです。→https://taka-blogs.com/%e8%87%aa%e5%b7%b1%e7%b4%b9%e4%bb%8b%e3%80%80%e7%ae%b8%e4%bc%91%e3%82%81/

妻は病院が違うとお話ししましたが、そもそも県も違ったのです。

付き合い始めた当初、自分は実家暮らしでした。初めは中間地点の都内で会ったりしていましたが、彼女は一人暮らしだったので、仕事が休みの前日は泊まりに行く日々に変わっていきました。

当時、「一人暮らしの彼女の家に泊まりに行く」と言うイベントは、人生で初めての経験だったので、失礼の無いよう手土産(基本的にケーキか和菓子など)を持参し、片道2時間をかけて通っていました。

                       

彼女は買ってくる物にとても喜んでくれます。むしろその笑顔がみたくて…。都内の駅中にある、美味しそうな食べ物を選ぶのも楽しみの一つでした。

そんな生活が3ヶ月続いた頃、帰るのが寂しいと思うようになりました。彼女といると居心地が良くて、あっという間に時間が過ぎていくのです。

タイミング良く…と言ったら不適切かもしれませんが、妻も仕事を変えようか悩んでいたようです。

もし仕事を変えるのであれば、こんなに住んでいる場所が離れている必要は無いと思いました。

しかし一つ問題が・・・。

自分は実家から離れたことがないのです。一人暮らしの経験が一切ないのです。

正直そこが不安でした。彼女は学生時代から寮に住んでいたり、仕事も一人暮らしだったりと、社会人としてはかなり大人です。このまま同棲したら、だらしのない自分が彼女の不安になるのではないかと思いました。

そんな中、彼女は、「できる人がやれば良い。」「むしろ分からないことは一緒に学んで行こう。」と。

・・・いや。彼女年下です。

格好良過ぎませんか。

自分は自分磨きのために、まずは一人暮らしをして、大変さを学んで・・・。

それから同棲しようとまで考えていましたが、自分の気持ちも汲み取りながらも、背中を押してくれたのです。

それから急遽ではありましたが、自分の職場から通える範囲で、交通の便もよく、彼女仕事選びに悩まなくて、たくさん吟味できるような場所探しが始まりました。

と言っても、あまり時間はかかりませんでした。

目星を付けていた駅の、「とりあえず…」で入ってみた賃貸仲介業者の対応が良かったのです。自分と彼女の理想もある程度叶えてくれたので、まず下見だったはずの予定が、契約してしまいました。

付き合い始めてから4ヶ月で同棲することになりました。

しかし喜んでばかりいられません。

その時は、まだ彼女の家族にも会っていません。もちろん自分の家族にも紹介できていません。そのことはずっと不安で胸に引っかかっていました。

正直、同棲する前に両親に会わないのはありえないと思う人もいると思います。自分自身も「順番間違えているな」と思いました。

そこでも彼女は素晴らしく気が利きます。彼女は、自分の自慢話や写真などを家族に送ったりして、現状報告をしていてくれたらしいのです。そのおかげで、彼女の家族からの信頼が高まってくれていたようで、「同棲生活が落ち着いたら顔を見せに遊びにおいで」と、同棲を了承してくれたのです。

付き合い始めてからあまり時間が経っていないのに、そこまで信頼して頂けたのは紛れもなく彼女の気遣いと、彼女が家族を大切にしているからこそだと思いました。また、そんな彼女を育ててくれた家族ですから、とっても家族思いの素敵な人たちで、すごく温かいです。

もし同棲を考えている方がいたら、やっぱり家族の信頼だったり、協力だったりは安心します。自分は男家族ですが、男家族でも父や母も心配していました。

女性の家族は、余計に心配が多いと思います。特に女性は、もし彼氏さんの愚痴を言いたくなったとしても、今後のことも視野に入れている人はくれぐれも気をつけてください。

男性の家族は、彼女もとっても緊張します。男性よりも気を遣う能力は高いですが、それでも話のタイミングだったり、内容だったり、動き方だったり、すごく気を遣うのです。特に第一印象の時は、上手くエスコートしてください。

とりあえず、後半は少し話がズレましたが、ここまでが同棲を始めるまでの経緯でした。

今日もお付き合い頂きありがとうございました。

妻へのプロポーズ前の同棲編 〜同棲してみて〜

初めに、入籍する前に同棲する人としない人で分かれると思いますが、

自分としては結婚前に同棲するのは賛成派です。

入籍する前に同棲すると「マンネリ化する」とか「線引きがしたかった」とか言われたりもしますが、長く一緒にいられると自分を隠せないです。そこで自分と生活が合わなかったら、今後の人生でずっと我慢して生活することになるので、相手を知るためにも個人的には賛成派なのです。

自分としてはそんなに苦になることはありませんでしたが、彼女的には、元々一人で生活していた経験が長かったので、苦労もあったようです。

●まず、いびき問題。

寝るとき自分はいびきが大きいようなのです。睡眠時間はとっても大切です。諸説ありますが、1日4時間以下の睡眠だとうつ病になるリスクが高くなるそうです。特に同棲する前、泊まりに行っていた時は眠れなかったこともあったようで…。今では慣れたと言ってくれますが、病院に行こうかも正直悩みました。

●次に家事のできない問題

ゴミ捨ても今までは親が「出しといて」と言ってくれるから、出していた程度でした。燃えるゴミ出し忘れると、ゴミ箱がパンパンになるんですね。習慣に慣れるまで時間がかかりました。洗濯も洗い方に種類があることも知らず、全部自動でやっていましたが、女性の服って繊細な物も多く、勝手に回して指導を頂いたこともあります。

●片付けられない問題

基本的に雑な性格しているので、物を散らかすことが多いです。彼女はある程度決まった場所に置いています。ゆっくりしたい時に余計な物があると、片付けをしたくなるのだとか。直して行こうと思っているのですが、今でも仕事終わりに怒らず、当たり前のように整理してくれることに感謝しています。

●食事問題

彼女の方が帰る時間が早いです。自分は早くても帰宅するのは18時を過ぎてしまいます。そうすると晩ご飯の問題があるわけです。彼女はお母さんではありませんが、性格なんでしょうね・・・。自分の持病のこともあり、ご飯を作らないといけないと思ってしまうようです。今までは自分の食事だけで済んでいたので、食べたい物を自分の分だけ作れば良かったのですが、分量は2倍以上、毎日同じ食事メニューにならないように仕事帰りは献立検索など、凄く大変な思いをさせています。

同棲して3年と半年近くなる今でも、自分の仕事帰り、お風呂から出たら温かいご飯を用意してくれる彼女には、もう頭が上がらないくらい感謝しています。ただ、可能であれば、罪悪感に負けそうになるので、食器洗いくらいは任せてください・・・。汗

と、まあ他にも数え切れないくらいたくさん苦労をかけているのです。

仕事もあるのにお金の発生しない仕事。ストレスも溜まることでしょう。それでも彼女は「なんでやってくれないの!?」とか言ったりしません。自分が分からないことも理解してくれて、「今度一緒にやろうね」とか「気分的に私がやりたい」と言ってくれるのです。

・・・自分にはもったいない人をお嫁さんにもらったと思います。

なので、自分は「自分なり」に出来ることで、恩返しをして行こうと思っています。

この生活が当たり前じゃないんだと心に刻んでます。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。