本日は② 尿管結石についてお話をしたいと思います。
尿管結石って知っていますか。
胆石・膵炎と並ぶと言われている3大激痛と言われているものです。なってしまったであろう原因とその対処法について説明したいと思います。
当時、専門学生2年目の8月下旬の出来事でした。学校で自習していると突然の腹痛に見舞われて、学校のベッドで横にさせて頂きましたが、30分経っても一向に良くならず、そのまま学校と提携している病院へ。とは言っても、総合病院の様な検査が出来る病院ではなく、お医者さんが触診と聴診をしてくださる程度。痛みの限界が来たのか、そこで一瞬意識が遠退き、必死に看護師さんが揺すってくれたのを覚えています。
その後、近くの総合病院へ救急車で運ばれながら、担任の先生が母に「手術が必要になるかもしれません。」なんて話をしていましたが、総合病院へ着いて点滴して貰っただけで、嘘の様に痛みが消えました。
「・・・ん?(^-^;」経った今、母に手術必要かもなんて電話も入れていたので、母も飛んできてくれる訳です。主治医からは、「あーこれ石出来てたんだね。聞いたことある?結石。」
レントゲンを見て見ると確かに白い像が写っていますが、極々小さい。
母は胸を撫で下ろしてくれましたが、仕事も飛び出して出て来てくれたみたいで申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
さて、自分は何で結石が出来てしまったのか。自分なりに自己解釈をしてみました。
尿管結石とは、腎臓で出来たシュウ酸やリン酸が固まって、尿細管と言う膀胱への通り道へ落ち、塞いでしまう病気です。
当時、専門学校2年目で、今後の仕事を視野に入れて動き始める時期です。学校のカリキュラムとしては、仕事をする上で実習という、臨床現場に出て研修を行います。職種にもよるのですが、自分たちは8週間(およそ2ヶ月)様々な病院に研修することになる訳ですが、あまり大きな専門学校ではないので、人によっては地方の病院に行くことになるのです。
自分は6月から8月中旬まで、新潟にある病院に行くことになりました。新潟は場所にもよると思いますが、田舎の方だったので空気や水が美味しかったです。ただ、本来であれば、2ヶ月も自宅から通えないので、学生はレオパレス等を借りて生活する訳ですが、近くにレオパレスがないのです。学校側からは、ビジネスホテル(宿みたいな)に2ヶ月泊まってもらうと通達されました。
しかも、宿泊費は学校負担。もちろん食費は別としても、良い専門学校じゃないですか。忙しい実習なのに、ゴミ捨てからベッドメイキングまでやってくれる訳です。
ただ、一つ何点が・・・。
キッチンがないのです。そうキッチン。冷蔵庫は備え付けの小さいのがありましたが、冷凍庫はなく、レンジもない。
2ヶ月食事どうするのかって話になりますよね。学生時代、ただでさえ医療人を目指す学生は学費が高いんです。少しバイトもしていましたが、流石に節約しないと…って考えた訳です。
そこからは完全に主婦でしたね。近所にデパートがあったので、実習終わって18時くらいに宿に戻ってくるのですが、20時過ぎるとお弁当が半額とかになる訳です。なので、夜20時過ぎてから、夜ご飯のお弁当・次の朝食べるパン・昼食べるおにぎりを買う習慣が身につきました。飲み物は、ペットボトル500mlと2ℓのものを買って、実習地に移し替えたものを持っていくスタイルでした。
野菜も取る様にしてたんですけどね。6〜8月に飲み物代まで少し節約しようとしたので、体の水分量も少ない訳です。食生活も朝昼共に炭水化物だけって…。
無事に実習は乗り切れましたが、戻ってから3日後の出来事だったのです。
20歳になったばかりだったので、まだまだ体は健康体だろうと思っていましたが、若くてもなる人はなる様ですね。
実はつい最近になって、また同じ症状になりまして(ここに書くと長くなるのでいつか記載します。)、血液データは異常ないと言われましたが、C T撮るとやはり結石だった様です。繰り返し起こりやすい病気なので、食生活と水分補給は大切にしましょう。
もし、もうなってしまっている人は、カルシウムを摂取するといい様です。シュウ酸やリン酸を排泄してくれる働きがあります。あとは、水分をたくさん摂って、ひたすらジャンプするのが一番効果的でした。
本当に小さな結石でも痛いです。もう座っていられないです。どんな体勢になっても痛いです。これはなった人しか分からないかも知れません…。ですが、女性の周期的な腹痛もここまで痛いのか分かりませんが、これが1ヶ月に一回くると思うとゾッとします。
世の中の男性の方々も、本当に女性には気を使ってあげて下さい。大丈夫な人は大丈夫らしいですが、しんどい時は薬飲みながら、周囲に気を遣ったり、仕事や家事等をやってくれているのです。
この気持ちが共有できると嬉しく思います。
以上今回の投稿でした。本日も読んで頂きありがとうございました。
次回は③ 潰瘍性大腸炎についてお話ししたいと思います。ただ、辛い思い出話だらけになっているので、たまには楽しい話も少しずつ載せられたら良いなと思っています。