寄り添ってくれる妻

最近、職場の後輩が勉強会を開く事になりました。

後輩は新人で慣れない業務にも一生懸命取り組んでいる中で、やや負荷量の高い課題を提示されています。

それくらい期待されている後輩なのですが、中堅の自分がそのフォロー役に任命されました。

後輩の話を聞いていると、いっぱいいっぱいな中でも、提示された課題にたいして一生懸命提出してくるのです。

そんな後輩を見て、資料の添削も適当にする訳にはいかないじゃないですか。

仕事終わりに提出してきた発表原稿がA4サイズの用紙にビッシリ記載されている計15枚物原稿。自分らは不定休なので、発表日まではあと2回しか顔を合わせる機会がないので、家に持ち帰ってもやるしかありませんでした。

正直、「こんなギリギリに提出してくる原稿を読まなくても良いのではないか」と自問自答してみました。でも、要領を掴んでいる僕らと、自分なりに早く職場に慣れようとする後輩が同じ仕事量を同じスピードでは出来ないですよね。

ベテランのスタッフからは、「こんなに自由な時間があるのに、何に使っているんだろう」と言っていたのも一理あると思います。ですが、分からないことが、分からない後輩は、それらを学ぶための方法も知らないのです。なので、周りに話を聞くために、相手の時間が空くのを目の前の作業をしながら、様子を伺っていたら、目の前の仕事なんてすぐ終わらせるのも難しい・・・。

その上、後輩たちは、雑務もめちゃくちゃ多いのです。もちろんこの代になって、上司の仕事量の多さに驚いたのは事実です。上司の仕事量を考えると、後輩たちの仕事量は確実に少ないですが、慣れや経験がない分、業務量的にはあまり大差ないのではないでしょうか。

回り道をしてしまいましたが、そんな頑張っている後輩に対して自分がしてあげられることは、見てあげることしか出来ません。仕事を持ち帰って資料添削に時間がかかり、結局夜中の1時までかかってしまいました。

妻も自分も、次の日仕事があるのに・・・。そんな環境でも、妻は「自分が調べ物をしたかっただけ」とそんな遅くまで一緒に起きていてくれるのです。夜中に資料添削は目も疲れるし、正直「この内容理解はしてないだろうな…」なんて愚痴も出てきたりしてしまいました。

でも、妻は嫌な顔一つせず、自分のことを笑顔にさせようとしてくれます。

妻がいるから自分に余裕が持てる。妻のおかげで、毎日が楽しく過ごせる。

本当に毎日ありがとう。

こんなに支えて貰えていると実感できることが最近とても幸せです。

妻と巡り合えて、本当に良かった。