出産後

へその緒が絡まっていた我が子は顔が青ざめていました。

首もぐったりしていて動きも弱い上に泣きもしない。

妻は出産直後で疲労困憊している中、冷静なのは自分だけ・・・。

と思っていたのは自分だけでした。

一番冷静なのは助産師さん。

「大丈夫ですよ。今泣かせますね。」

・・・ん?。そんな簡単に泣かせられるの?。

と思いましたが、分娩台の近くに吸引ができる機械が置いてあり、口の中に入れたかと思うとすぐに鳴き声が。

とても安心しました。

聞くところによると、用水が気管に入っていただけ!だとか。

へその緒も首に巻き付いていましたが、妻が呼吸をしっかりしていたおかげで、胎児にもしっかりと酸素が供給できていたようです。

後に聞いた話ですが、妻よりも自分の方が呼吸荒かったそうで・・・。笑

いきんでいるときは呼吸の仕方も分からなくなるらしいですが、自分の呼吸を見て

「あ、私今あんまり呼吸出来てなかったんだ。」と自覚して呼吸を整えたり出来たそうです。

よくドラマで見るような、手をとって、「頑張れ!頑張れ!」と応援するような綺麗な雰囲気とは少し離れてしまった出産でしたが、無事出産を終えて、とても可愛らしい赤ちゃんが誕生しました。

これも3月〜12月までゆっくり大事にお腹の中で育んでくれて、こんなハードな出産を乗り越えてくれた妻のおかげと、我々のところに来てくれて、狭い産道を頑張って出てきてくれた我が子のおかげです。

頑張ってくれた二人のために、夫として、父としてこれからは二人に尽くしていきたいと思います。

妻へのプロポーズ前の同棲編 〜同棲してみて〜

初めに、入籍する前に同棲する人としない人で分かれると思いますが、

自分としては結婚前に同棲するのは賛成派です。

入籍する前に同棲すると「マンネリ化する」とか「線引きがしたかった」とか言われたりもしますが、長く一緒にいられると自分を隠せないです。そこで自分と生活が合わなかったら、今後の人生でずっと我慢して生活することになるので、相手を知るためにも個人的には賛成派なのです。

自分としてはそんなに苦になることはありませんでしたが、彼女的には、元々一人で生活していた経験が長かったので、苦労もあったようです。

●まず、いびき問題。

寝るとき自分はいびきが大きいようなのです。睡眠時間はとっても大切です。諸説ありますが、1日4時間以下の睡眠だとうつ病になるリスクが高くなるそうです。特に同棲する前、泊まりに行っていた時は眠れなかったこともあったようで…。今では慣れたと言ってくれますが、病院に行こうかも正直悩みました。

●次に家事のできない問題

ゴミ捨ても今までは親が「出しといて」と言ってくれるから、出していた程度でした。燃えるゴミ出し忘れると、ゴミ箱がパンパンになるんですね。習慣に慣れるまで時間がかかりました。洗濯も洗い方に種類があることも知らず、全部自動でやっていましたが、女性の服って繊細な物も多く、勝手に回して指導を頂いたこともあります。

●片付けられない問題

基本的に雑な性格しているので、物を散らかすことが多いです。彼女はある程度決まった場所に置いています。ゆっくりしたい時に余計な物があると、片付けをしたくなるのだとか。直して行こうと思っているのですが、今でも仕事終わりに怒らず、当たり前のように整理してくれることに感謝しています。

●食事問題

彼女の方が帰る時間が早いです。自分は早くても帰宅するのは18時を過ぎてしまいます。そうすると晩ご飯の問題があるわけです。彼女はお母さんではありませんが、性格なんでしょうね・・・。自分の持病のこともあり、ご飯を作らないといけないと思ってしまうようです。今までは自分の食事だけで済んでいたので、食べたい物を自分の分だけ作れば良かったのですが、分量は2倍以上、毎日同じ食事メニューにならないように仕事帰りは献立検索など、凄く大変な思いをさせています。

同棲して3年と半年近くなる今でも、自分の仕事帰り、お風呂から出たら温かいご飯を用意してくれる彼女には、もう頭が上がらないくらい感謝しています。ただ、可能であれば、罪悪感に負けそうになるので、食器洗いくらいは任せてください・・・。汗

と、まあ他にも数え切れないくらいたくさん苦労をかけているのです。

仕事もあるのにお金の発生しない仕事。ストレスも溜まることでしょう。それでも彼女は「なんでやってくれないの!?」とか言ったりしません。自分が分からないことも理解してくれて、「今度一緒にやろうね」とか「気分的に私がやりたい」と言ってくれるのです。

・・・自分にはもったいない人をお嫁さんにもらったと思います。

なので、自分は「自分なり」に出来ることで、恩返しをして行こうと思っています。

この生活が当たり前じゃないんだと心に刻んでます。

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。