妻へのプロポーズ④ 〜プロポーズ当日 Part1〜

3・2・1・・・。

0時になりました。

自分:「あ、なんかポストに手紙が入った様な音がした!」(現在の居場所アパート2階でポストは1階。笑)

彼女:「なになに?絶対聞こえる訳ない(¬_¬)」

自分:「あれ?気のせいかな。見に行こうよ!(必死)」

彼女:「寝る!(ニヤニヤしながら)」

自分:「・・・お願いだから、行こう?」

という茶番に付き合ってくれた彼女は、しぶしぶポストまで降りてくれました。

手紙は準備していなかったので、「え。ないよ?」と驚いている様子。そのまま、車の方へ誘導し、普段は無い所にある車に気づいてくれました。

「え。なにこれからどこか行くの?」と言って、車に近寄ると「わ、携帯持ってきた方が良かった気がする。」とブラインドの無い車なので、開ける前にネタバレしましたが、後部座席を開けると、とっても喜んでくれました。

とここで、問題発生。

神奈川県まで車で向かいたいのですが、その日は不運にもその日の夜に台風上陸予定。

プロポーズは夕焼けで撮りたいという希望が叶わない上に、思い出の場所巡りをする予定だったり、食事する場所も予約していたのです。夜に台風が上陸予定だったのは「不幸中の幸」でしたが、見事に予定が狂ってしまいました。

なので、急遽プロポーズを日の出に変更。

しかし、プロポーズしようとしていた「Pacific drive-in」はそんな早く開いていません。とりあえず、必死に朝日が見える場所を探しました。

まあ、兎にも角にも、日の出に間に合う様に車を出したいのです。

現在0時15分

日の出時間5時30分くらい。

目的地まで1時間45分程度かかります。

逆算しても3時45分には車を出さないといけない訳です。

前日、彼女も仕事があったので疲れているかなと思い、仮眠してから向かうことを提案しましたが、彼女から意外な一言。

「え。今から準備して行っても良いよ!」

ありがたき幸せ。

それなら寝過ごす心配もない上に、向こうで仮眠とれば安心できる。

早速準備し、車を走らせました。

もう真夜中のテンションじゃなかったと思います。笑

予定場所に到着。まだ日は出ていませんが、ゆっくり明るくなってきていました。

今日の予定について話していたら、あっという間に時間が過ぎていきました。

日の出予定15分前。

そっと彼女に動画を送信。

彼女がそれに気づき、動画を視聴。

見入ってくれている隙に、ダイヤ入りのネックレスを彼女の首に。

彼女が動画の視聴を終えたタイミングでフラワーBOXとプロポーズ言葉入りの手紙を渡し、告白・・・。

かなり声震えていましたね。2年も同棲して一緒にいてくれても、とても緊張しました。

初めは彼女も現状を飲み込めず、「え、はい。」と他人行儀な感じの返事になっていましたが、徐々に気づいてくれた様で。

「え。彼女じゃなくて、お嫁さんになるの?」と涙を流してくれました。

自分もすごく嬉しくて泣きそうになったのも束の間。

喜びのあまり、フラワーBOXを持ったままポーズをとり、前歯にフラワーBOXをぶつけていました。笑笑

もう、こんなタイミングで。笑 本当癒されます。笑

とりあえず、彼女としては・・・いや。もう彼女ではないですね。妻としては、疑問に思っていたことがあった様で…。

「結婚前にしたいことあるって言ってたよね?」と。

やっと「結婚前にプロポーズはしておきたかった」と伝えることが出来ました。

妻が「やられた」って表情をしてくれたのを鮮明に覚えています。笑

と、喜んで満足ばかりしていられません。

思い出に残すために、日の出が大事なのです!!

すぐに車を出て、日の出が見える場所へ向かいました。

綺麗な日の出でした。

すぐにカメラのアングルだったり、ポジションだったりを試行錯誤して撮影。

その写真がこちら。

結局、プロポーズ場所は少し離れましたが、江ノ島で行いました。

そこからは、夫婦としての写真撮影メインの思い出巡り。もちろん「Pacific drive-in」にも行きました。

移動中、車内では今後の予定等も話をしていました。

自分は一年前から予定立てていたので、色々スケジュール等のイメージがあった訳です。ただ、妻は今まで結婚するのはもっと後だと思っていたのに、たった今プロポーズされて、困惑している状態です。

とりあえず、その二人の差を埋めるために妻がとった行動とは・・・。

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